【映画レビュー】スリービルボード

先日、「スリービルボード」という映画を観ました。

人種差別や暴力をリアルに描いた社会派ミステリーで、とても面白かったです。

アカデミーでは残念ながら作品賞を逃しましたが、ミステリー映画としては必見なのではないでしょうか。

主人公の娘を殺害した犯人を捜す、というのがメインストーリーですが、サイドには現代の社会問題を扱ったストーリーがちりばめられています。

警察官の暴力や安楽死、移民への差別などなど、考えさせられる内容となっています。

そして、なんと言ってもこの映画の主題は「憎しみ」です。憎しみが新しい憎しみを引き起こす。その連鎖を止めるには「許し」というきっかけが必要...そんなことを伝えている映画だと感じました。